雛めぐりの時期には駅前通り・市宿通り・一番街・中央通り・栄町・仲町・丹過・市役所通りの各商店街の参加約70店舗に人形を展示。「東玉人形の博物館」、2020年に開館した「さいたま市岩槻人形博物館」はもちろん、ここでしか観ることのできない歴史のある貴重な作品が顔を揃えます。
雛人形と並んで見どころは可愛らしく華やかな「つるし飾り」。老舗の料亭や歴史のある造り酒屋に飾られたつるし飾りはまさに老舗とのコラボレーション。
国登録有形文化財指定の建物もあり、町全体が人形の博物館となる雛めぐりの時期に是非ともおいでください。
大正10年に煉瓦造りの2階建ての建物として建てられ、平成19年12月5日国の「登録有形文化財」として登録されました。岩槻が誇る歴史的建物です。タイトル通り、江戸から昭和にかけての貴重な人形を展示。昔話をモチーフにした珍しい人形も多数あります!
明治4年創業の伝統の酒づくりを今に伝える歴史的資料・道具の数々を展示している造り酒屋さん。タイムスリップしたような不思議な感覚を味わえます。見学した後は美味しいお酒をお土産にどうぞ!
岩槻大師は、関東三十六不動霊場の第三十一番札所にも選ばれており、光岩山 釈迦院 岩槻大師 彌勒密寺と号し、奈良時代末期に開かれた真言宗の古刹です。※2月24日からの観覧になります。
ほてい家はこの江戸の頃に創業した伝統を今に受け継ぐ老舗料亭です。
近世、近代には「布袋屋」と書き、岩槻藩主大岡家中の江戸藩邸詰めの武士が岩槻に来ると布袋屋でもてなしたと「日記」に記されています。※ほてい家さんHPより引用
建物のあちらこちらにおひな様(つるし雛も)が沢山飾られており毎回その華やかさには圧倒されます。ランチメニュー「ひな祭り膳」とともにお楽しみください。
テレビでも紹介されたことのある人気古民家カフェの「いわさ喜」さんは、岩槻の隠れ家的存在。この時期には店内でつるし雛が沢山飾られてとても華やか。
防火の神として素戔嗚尊:スサノウノミコトが祀られています。宝物・四神(玄武、白虎、青龍、朱雀)の展示と岩槻歴史写真を展示。
1799年、岩槻藩士の儒学者児玉南柯が創設した私塾。埼玉県に今でも残る唯一の藩校です。